泣いてもいいよ。僕が傍に居る時なら。 笑っていいよ。僕が君を見てる時なら。 怒ってもいいよ。僕が抱きしめてる時なら。 楽しんでいいよ。だって僕はずっと傍にいるんだもの。 fou you
「おはよぅござーいますv」 「あvだ〜vお久しぶり」 「おはようちゃんv」 私は大学に通うそれなりに幸せな女の子です。 仲の良い子も出来、、痛々しい過去も忘れ学園生活を満喫… したいのは山々なんだけど… 実は私には『アイドル』というお仕事があります。 「ちゃん。悪いんだけどもね?今日も午後から仕事なのだ。」 「えぇ〜!今日をいくら待ち望んだか!」 「ごめんね?今日も一緒にご飯食べられなくて」 「うん。いいよv気にしないで!はお仕事が最優先だもん!」 ニッコリと笑うちゃん。 彼女は大学に入って初めて出来たお友達。 彼女も彼女で、私が一番最初のお友達だったみたいだから今では親友っぽい感じになってる。 ちゃんは、家で色々あるらしくって少食。 家ではあんまり寝てないみたいで… 親友の私としてはとても心配です。 でも、中学3年から始めたこの『アイドル』というお仕事。 最近ではドラマにも出させてもらって波に乗ってる。 「大丈夫」というちゃん。つい言葉に甘えちゃってるけど、いつか恩返ししたいなと思ってる。 今日のお仕事はTV番組のリポーター。 こういう仕事は結構得意だったりする。 4時間の授業が終ると、私は荷物をまとめて下校した。 教室からはちゃんが手を振ってくれた。 がんばらなくっちゃ! スタジオについた。 マネージャーさんと打ち合わせ。 このTV番組は、生放送で失敗は許されない(アドリブは◎) 内容は、生放送でゲストについての質問をファックスorメールで募集する。 メールってあたりがこの番組の人気の秘訣なのかもしれない。 私はまだ今日のゲストを教えてもらっていなかった。 私のマネージャーはいつもそう。 「お楽しみv」とか言っていっつももったいぶらす。 でも、そんなおちゃめなマネージャーさんを結構好きだったりする。 「そろそろ来るわよ」 「そろそろ教えてくれてもいいんじゃないですか?四葉さん」 「んーvそうねvじゃぁ言っちゃうわね」 「はい!」 「今日のゲストはね 嵐 よ」 「嵐!?」 「きゃvいいわぁvその反応!最高! 「四葉さんオヤジくさいですよι」 「あら、いいじゃないvもう結婚済みですし〜vvホホホホホ」 「(なんて大人げない人なんだろぅ)」 心臓を抑えつつ、私はゆっくり瞼を閉じて深呼吸した。 ヤバイ…心臓がバクバク言ってるよぉ〜>< こういうときはちゃんに電話して……… ヤバイ!(part2)ちゃん今日充電少ないから電源切ってるんだぁ〜>< どうしよう。お腹も痛くなってきちゃった〜><生放送なのにぃ! アイツに会ったらどうしよう。いや…会うだろうなぁ。だってアイツ嵐だし… 「嵐さん入りま〜す」 うわぁっ!来ちゃったよ!今日アイツ休まないかなぁ…(ありえん) …こっ、こうなりゃもう当って砕けろよ!(砕けたら意味が無い) 「あ、!お久〜v」 「お久!雅紀!」 表面上は笑顔だけど、実際のところ冷や汗がでまくってる… 劇団で鍛えたこの笑顔でどうにか!どうにか焦ってることに気づかれませんように! そんなことを思いながら、さりげな〜くマネの四葉さんの後ろに隠れた。 四葉さんは「?」って顔してたけど、長年のアイコンタクト(謎)でわかった!という感じに頷いた。 さすが!私専属マネ! 四葉さんを引き連れて、そぉっとスタジオから出ようとした時だった。 「あれ?相葉さんとさんって知り合いなんすか?」 「そうだよv幼馴染なんだ」 「えー!相葉ちゃんそんなの一言も言ってくれなかったじゃん!」 「別に言わなくていいじゃん」 「ひどいねぇ」 「大野君まで何!?別にいいでしょ!なんだって」 「とにかくさ」 「「「「紹介して」」」」 …………逃げられないじゃん(泣) NEXT |
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