俺の学校には小さな庭園がある。

そこには素敵な花がたくさん咲き誇っている。

こんなにこの花が綺麗なのは彼女のおかげなんだ。










































を見ることをすること


































「明日も来るから」



あんなことを言ってしまった手前、やっぱ行かなきゃやばいよな。

そう思ったのは朝起きて歯磨きをしていた最中だった。

まぁ、いちよう今日も仕事はオフだったけど、たまの休み。

遊びに出かけたいもんだ。はぁ…でも、やっぱりなぁ。

約束は守らないと、ポイント下がるよな。




…どうなんだろう。下がるのかな?




今までこんなマヂに恋愛したことなかったからよくわかんないけど…








そんなことを思ってても、やっぱり行かなきゃだめだろう。

俺は早々と制服に着替えて登校した。

ここらへんは結構人が通るから帽子も忘れずにかぶっていった。

なんか、周りから見たら変な格好かもな…


















ガラッ。
















教室のドアを開けた。

やっぱり今日も誰も挨拶して来ない。

女子なんかヒソヒソ話を始める始末。なんだよ。

はというと、って言う友達と一緒にワイワイ騒いでいた。

少し驚かせようと、俺は静かに持ち物を自分の机に置き、

ガバッとの肩を掴んだ。





俺の予想通り、はかなり驚いてた。(あーおもしろいv)










「ひゃぁ!………って、あ、櫻井君!おはよぅv」

「はよ」

「今日も学校来てるんだね〜v偉いんだ〜」

「なにそれ、俺が不良みたいジャン」

「だって前まで、ってか一昨日まで学校来てなかったじゃん。そういうのを不良っていうんだよv世の中は」

「不良って言ってるのはだけだろ」

「!?違うもん違うもん!ね!ちゃん!櫻井君って不良だよね!」

「ちゃうちゃう。ちゃうわよ。櫻井君は不良じゃなくて立派な社会人だよ」

「なんでぇー!学校に来てないのに社会人なの?」

「ちっちっち。この前教えたでしょ?櫻井君のお仕事はIDOL!ア・イ・ド・ル!」

「うん。で?」

「世界中のファンのアイドルなのよそれが彼のお仕事なのv」

「へぇ〜…そぉなの?で、ファンって誰」









俺はその瞬間吹き出しそうになった。

笑いを堪えてると、が「どうしたの?」と言う目で俺を見た。

俺は「なんでもない」と言って席についた。

朝からこんなにハイになれるなんて自分でもちょっと意外。

ってやっぱ天然だからおもしろい。いじり甲斐がありそう。

授業中も、にいちいちちょっかいを出して遊んでいた。

まぁ、周りから見ればいじめに近いものなんだろうけど、俺からしてみればこれが俺の愛情表現なんだ。

不器用で、でも、近づきたい。でも、近づくと何を話せばいいかわからない。

なんなんだこの性格は。

でも、こんな俺だから明るいが好きなんだな。そう思うとこの性格もそう悪いもんじゃない。

ま、俺は俺だ。









昼食の時間の前は数学の時間だった。

俺は学校に来れない分、事務所や空いた時間に出来るとこだけ勉強してる。

もちろん数学も。

数学は公式さえ覚えてしまえば、あとはその間の過程を間違えさえしなければ答えは出る。

こんな授業、退屈なだけだ。

俺は学校に来てないから真面目に勉強しろ、とか思われてるかもしれないけど、一様学校よりは進んでるらしい。

今、先公が新しい公式を書いて「ココが重要だ」と言っていた。

もう俺はそこはチェック済み。

なんだ、学校に来たって勉強してるとも言えないんだな。

「早く昼食の時間になれ」俺はそう念じた。

苦痛の時間も終わりを告げ、俺はめでたくとのランチタイムにたどり着けることになった。






!…あれ?は?」




俺の前から忽然と居なくなった

何処いったんだろう、俺との約束を忘れて先に庭園に行っちゃったのかな?

仕方ない、庭園に行くか…と後ろを振り返ったときだった。

俺の捜していたはそこに居た。重い荷物を持って。






「あ!櫻井君ゴメンね!私数学の先生に好かれてるみたいで…教材を閉まって来いって言われちゃったι」








舌を出してテヘッと笑う彼女は、とても可愛らしかった。


は「先に行ってて」というが、目の前でこんな大荷物を持った女の子を置いて、先に昼食には行けないだろう。

俺はの荷物を半分持って「これでおあいこv」と教室から出た。

も、慌しく俺の後ろについてきた。

後ろで、小さく「ありがとう」と言う声が聞こえたが、なんだか恥ずかしくて聞こえないフリをした。






「ごめんね櫻井君。こんな面倒なこと押し付けちゃって」

「別に。押し付けたんじゃなくて、俺が自分でやりたいと思ったの。だからは気にすんな」

「そっかvありがとうねv」


ニコッv








の笑顔、このとき、この笑顔を俺以外に見せないでと思ってしまった俺はどうなんだろう。

独占欲が強いのか…な?

…まさか…これって初恋じゃないよな…俺に限って。

でも、俺の人生の中で女と付き合ったことはあるけど、俺から惚れたことってなかったような。



















この歳で初恋かよ………














「櫻井君どうしたの?黙り込んで、やっぱ怒ってた?」

「え?あ、いや違う。ちょっと考え事」

「へぇ、なんか櫻井君っていろんなこと考えてそうだもんねv難しいこととか」

「いや、そんな難しいことは考えてないけど…そう見える?」

「うん!授業中とかずぅっと眉間にシワよってる!」

「あははvって変なトコ見るよな」

「そ…そうかな?ちゃんにも同じ事言われたの。変なトコ見るか…私ってなんか失礼な女だね」

「いいんじゃないの?それがの特技って事で」

「そうかな?うんv櫻井君がそう言うなら」























「そういえばさ。は俺のことなんで『櫻井君』って呼ぶの?」

「え!?普通じゃない?ちゃんだってそう呼ぶし」

「なんかさ、せっかくこうして仲良く会話してるわけでしょ?お互い名前で呼ばない?」

「え!?いいの!?そういうのやてみたかったのv櫻井君の名前ってなんかかっこいいじゃん?一度呼んでみたかったんだv」

「これからは一度と言わず。何度でも呼んで、俺ものことって呼ぶし」

「じゃぁ私は翔君って呼べばいいねv」

「…なんで君付けなの?」

「え!?君付けまずい?」

「なんかなぁ…ちょっとなぁ…」

「なんかダメか…なんかよそよそしいもんね。でも…なんか恥ずかしいし/////」





マジ顔で照れる彼女の顔を見て、ま、今はいっか…君付けでも。

なんて、甘いことを思ってしまった。

俺って以外に一途?








「じゃぁ、いいよv君付けで」












いつか『翔』って呼ばせて見せるから。








「うんvそうしてくれるとありがたいv頑張って仲良くなろぅ!」






ニコッv








そして、君のその笑顔も俺だけの笑顔にしてみせる。

俺、マジだよ?

こんなんにしたんだから、責任持てよな…









NEXT


なんだか翔君一途なコイゴコロ?(キャァv
自分で書いててにやけてる私って自惚れ屋さん!?
だめよ!にやけたらおしまいよ!未月!頑張って!
これから二人で愛を築きあっていきます。
でもねぇ。恋愛ってそぉ簡単なもんじゃねぇーんだよねv
続き。お楽しみあれ〜vvv






























































































































































































































































































































































































































































































































SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送