俺は頭が悪い。皆からそういわれ、暗示にかかったように

「あー、そうなんだ。俺って頭悪いんだな」と思い込むようになった。

彼女も笑顔で言ったんだ「私も頭悪いんです」






俺が彼女に惚れたのは、そんな些細な会話からだった。




























が好きなら愛せやぅ!





























俺がちゃんに惚れたのは今から数週間前くらいのTV番組収録後だったんだ。

その頃俺は舞台やなんやらで毎日ドタバタしてたから、だいぶ疲れてたんだよね。(嵐の皆曰く)

だいたいは楽屋で寝ている俺。今日も俺は楽屋でグッスリ眠っていた。




それから数分後、ドアからキィという音がした。

なんだ…?と顔をあげた時、ドアの向こうにちゃんがいた。

ちゃんは気さくに笑顔を作って、軽く手を振ってくれた。




芸能界ではありがちな『新人挨拶』なんだけど、

俺はその時すっごぃドキドキしてた。

俺が人見知りなのもあるかもしれないんだけど、なによりちゃんが可愛すぎた。

笑顔がとてもかわいくって、俺はどういう風にかえして良いのか。

サッパリわかんなかった。


















「初めましてvといいます。次の収録でご一緒することになりましたので挨拶に来ました。
 んですけど…お昼ね中でしたね…ごめんなさい、お邪魔してしまって」

「ふぇ!?い!いや…大丈夫だから」

「あ、そうですか?でも次の収録にはまだ20分もありますし、それまでゆっくり休んだほうが…?」







ちゃんは本当に心配そうに俺を見つめた。

その視線が気恥ずかしくて、フィと目をそらしてしまった。

しまった、と思ったのは時はもう遅かった。

何をやっているんだと、自分で自分を追い詰めた。

辺りはシーンと静まり返った。









「やっぱり疲れてるんですよ。大野さん働き詰だったみたいですし…」








彼女は笑ってそう言った。








「って、なんで働き詰って知ってるの?」

「さっき同じ嵐の相葉さんに会ったんです。それで……聞きましたv」









アハvと効果音がつきそうなくらい、彼女は明るくそう言った。

んで、心で思ったわけよ。

『ナイス★相葉ちゃん!』

眠気なんてふっとんで、疲れだってふっとんで、今は唯、ちゃんと話がしたい、それだけだった。












「俺。もう眠気なんて覚めたから一緒に話でもしようよ」

「え…いいんですか!!わぁvなんか嬉しいですv嵐の大野さんと喋れるなんてv」










ちゃんはピョンピョン跳ねて喜んでいた。

そのしぐさが可愛くて、なんてゆーの…

こう、キュルルーン(謎)ってなったわけで。(北の国からのジュン風)

そうです。一目惚れってゆーやつだよね。

俺もそういう歳になったのか…(ハゥ/謎)












「なんのお話しましょうかv」




ちゃんが、ニッコリ笑って俺に問い掛けた。

本当に楽しそうに、たかが俺と話すだけなのに…

翔君とかなら喜ぶのもわかるけど、俺なんかと話して本当に楽しいのかな?

だって俺、アドリブ聞かないし、口下手だし、人見知りだし…

それでもちゃんはとても楽しそうだったから、こっちまで楽しくなってきた。





「そうだな〜…お互いのTV番組の話でもしようか!」

「いいですよvって言っても、私まだレギュラーって貰ったこと無いんです」

「へぇー…いつデビューしたの?」

「つい、2〜3ヶ月くらい前…かな?」

「そっか、じゃぁまだデビューしたてなんだ〜」

「ですね〜…だからレギュラーとかはないんですよ」

「そっか、それは仕方ないかもね〜…そのうちレギュラーもらえるよ。きっと」

「そう…思いますか?正直自信ないんですよ。本当に自分なんかがアイドルになれるのかな?って」








なれるよ!!!!って言ってあげたかったけど、俺ってばそんな柄じゃないんだよねぇ……

んで、俺に言われても説得力がない…よね。






「大丈夫だと思うよ?俺でもれっきとしたアイドルだし…」





半ばヤケになりながら答えた俺って情けない……(泣いて良い?泣いて良いですか!?おかん!/謎)

そんな俺の言葉にちゃんはきょとんとした目でコチラをみた。

責めるのかぃベイベ☆(何)











「何言ってるんですか!大野さんは才能を持ってるんですよ!アイドルの」

「…そ…そうかな?」

「そうです!だって歌上手いですし、ダンスも上手ですし…それに…」

「…それに?(期待」

癒し系ですもん!!!!!!!!!!!!!














ちゃんはその言葉だけ以上に強く発音した気がした。

俺って、癒し系なのか…

俺は改めて認識した(みんなに言われてたんだけどね、まともに言われたこと無かったから信じられなかったのよ)

そんなに拳に力いれながら言ってくれたちゃんの言葉に、俺はジ〜ンときた。

こんな、俺よりも癒し系(+可愛い)子に褒められるなんて、俺って幸せ者〜…(悦)









「俺って…癒し系…かな/////」

「はい!とっても!」

「//////////(嬉しい→)」

「大野さんの雰囲気とっても素晴らしいと思います!」

「/////////////////(もう宙にも舞う思いvvv)」

























































「でも、大野君って頭悪いよね」
















































ドアから堂々と入ってきたのは、俺の憧れ(そしてライバル/?)の翔君だった。

今なんて言いまスタ!ちゃんの前で…

バッ……バカッってぇ!(言ってないから)

















「ね?大野君v」




ニッコリ笑う翔君の顔が怖い…

わかっているとも、俺はバカです。なまあらしではいつも翔君につっこまれてます。

ゴメンナサイ(なぜ謝る)






「そ…そうなんだよねぇ〜…(小声)」




ちょっと横目で小声で答えた。

翔君が笑ってる!(なぜわかる……)

ちゃんの前なのになぁ、俺、先輩なのに、情けなひ……(ハフゥ…/泣)

すると、ちゃんは、ニッコリ笑って言った。

















私も頭悪いんですよv

















ふぇ……?

俺はハッと顔を上げた。

翔君もちょっと驚いた感じだった。





















「そう…なの?」

「はい。もうクラスのみんなから“お前はバカだ〜”って言われてて」

「へ…へぇ〜…そうなんだ…!」





















嗚呼…ちゃん、君は優しいよ。ありがとう〜…(嬉し泣き)

このとき感じた心の温かさは、きっとアレだ。

そう、アレ!アレなんだよ!

たしか……恋って人は呼ぶんだよね。








































その後わかったことだけど、ちゃんの学校はなかなかの進学学校だったらしく、

その中で頭が悪いというのは、普通に考えたらカナリ頭がいいということだった。

ちゃんは、自分の頭の悪さと、俺の頭の悪さを一緒にしていたのだろうか……

それとも…天然ボケだったのだろうか…





















俺は、ちゃんについて、もっと知る必要がありそうだ。










翔君ひどい役?
私こういう翔君がいいな(聞いてねえよ)
久しぶりの夢更新……
愛せかよ…みたいなね。ごめんよ。壊れちゃって。
大野君が不憫だ。これからはもっと大事にするよ!














































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































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